Tribute to KUBRICK.

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Since March 7th, 2004.



CAREER.

見出し、花束

作品履歴

Works Introduce.

年代は、全て、米国初公開時のものです。

拳闘試合の日 1951(日本未公開)
「これがアメリカだ」シリーズの1編として公開。モノクローム、16分。プロボクサー、ウォルター・カーチャーの試合当日の1日を追ったドキュメンタリー。
空飛ぶ牧師 1951(日本未公開)
「 RKO パテ・スクリーン・ライナー」シリーズの1編として公開。モノクローム、9分。ローマン・カトリックの牧師、フレッド・スタットミューラーが軽飛行機で教区を回る様子を描く。
海の旅人たち 1953(日本未公開)
船員組合の PR 映画。組合員である船員たちの、日々の生活と組合の活動を描く。カラー、30分。
恐怖と欲望 1953(日本未公開)
架空の戦争(当時の世相からして朝鮮戦争、あるいは第2次世界大戦を意識?)を舞台にした戦争映画。ある島に不時着した兵士4名が敵の将軍の駐屯地を見つけ、敵陣に乗り込み、殺害するまでを描く。

非情の罠 1955
1950年代の米国を舞台にした、“現代群像劇”。夢破れた若い男女が都会を捨て、波乱万丈の果てに故郷に戻るまでを描く。日本で公開されている作品では唯一、キューブリック自身が原作を担当している。
現金に体を張れ 1956
原作:ライオネル・ホワイト(「逃走と死と」 "Clean Break" )。刑務所を出所した男が、競馬場の現金強奪を企て、その共謀相手として5人の男を引き入れ、犯罪が失敗に終わるまでを描く。この映画が、当時のハリウッドの大スター、カーク・ダグラスの目に留まる。
突撃 1957
原作:ハンプリー・コップ(「栄光の小径」 "Paths of Glory" )。1915年9月の第1次世界大戦の西部戦線で、フランス軍上層部の不条理を描いた反戦映画。フランス軍の愚行を描いた内容のため、撮影は全てドイツで行われ、フランスで上映されたのは、初公開の1957年から17年後。
スパルタカス 1960
原作:ハワード・ファスト(「スパルタカス」 "Spartacus" )。紀元前1世紀、ローマ共和国が隆盛を誇った時代、奴隷から英雄になったスパルタカスの半生を描いた大作史劇。キューブリックは「一介の雇われ監督」として制作に参加。晩年まで、この映画を自分の作品の1つとは認めていなかった。
ロリータ 1962
原作:ウラジミール・ V ・ナボコフ(「ロリータ」 "Lolita" )。売れっ子作家の中年男性が、夏にふと寄った田舎町の家の下宿の娘に一目惚れし、破滅していくまでを描く。ロリコンという言葉は、この映画、及び原作の題名から派生した「ロリータ・コンプレックス」という言葉から来ている。この映画の撮影に当たって、キューブリックは拠点を米国から英国に移す。
博士の異常な愛情 又は私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 1963
原作:ピーター・ジョージ(「破滅への2時間/赤い警報」"Two Hours to Doom / Red Alert" )。1960年代の米ソ冷戦という当時の社会情勢を下敷きにした、核兵器を巡って世界の首脳が混乱し、世界が破滅するまでを描いた映画。重い内容を社会風刺を交えて、ブラックユーモアたっぷりに描いた映画で、キューブリックの代表作の1つとして挙げられることが多い。喜劇役者であり俳優でもあるピーター・セラーズが、英空軍大佐、大統領、ストレンジラヴ博士の3役を演じていることも有名。キューブリック最後のモノクローム映画。
2001年宇宙の旅 1968
原作:アーサー・ C ・クラーク(「2001年宇宙の旅」 "2001 : a Spase Odyssey" )、原案:アーサー・ C ・クラーク(「前哨」"The Sentinel" )。原作者と同じクラークの著した短編小説の「前哨」が原案。原始時代のサルが未知のモノリスから知恵を授かり、宇宙時代になり、宇宙船ディスカバリー号の乗員ボウマンが、宇宙船に搭載されたスーパーコンピュータの HAL (ハル)を破壊し、無限の彼方に到達するまでを描く。キューブリックの代表作の1つとして挙げられることが多い。
時計じかけのオレンジ 1971
原作:アンソニー・バージェス(「時計じかけのオレンジ」 "A Clockwork Orange" )。近未来の英国のロンドン。治安が乱れ、性道徳が退廃の極みに達しようとしている時代。ベートーベン作曲のクラシック音楽をこよなく愛する不良少年のアレックスは仲間と共に犯罪を企てるが逮捕&投獄の憂き目に。模範囚となったアレックスは人格矯正プログラムの実験台に志願し、一旦は非暴力の人となるが、また元の人格に戻り、セックスとベートーベンと暴力の世界に悦楽を見いだすようになる。
バリー・リンドン 1975
原作:ウィリアム・サッカレー(「バリー・リンドン」 "The Memories of Barry Lyndon esq." )。18世紀の英国。階級社会の国で、名もない青年が、職業賭博師になり、貴族の令嬢と結婚するが、やがて夢破れてアイルランドに戻るまでを描く。古典大河で、ビデオだと2巻組になる。
シャイニング 1980
原作:スティーブン・キング(「シャイニング」 "The Shining" )。現代(おそらくは映画制作時の1980年前後)の米国。売れない作家のジャックが妻子を連れて、冬季、閉館される間の管理人として人里離れたホテルにやってくる。ホテルに染みついた狂気に取りつかれたジャックは妻子の殺害を企てるが、息子のダニーの持つ幻視超能力“シャイニング”によって阻止される。分類にするとホラー映画だが、キューブリック曰く「本物のコマーシャル・フィルム」とのことで、商業性を意識したつくりが随所に見られる映画。
フルメタル・ジャケット 1987
原作:グスタフ・ハスフォード(「フルメタル・ジャケット」 "The Short Timers" )。ベトナム戦争を米国軍の視点で描いた映画。米国のサウスカロライナ州で地獄の特訓を受けた若き新兵たちが戦場に送られ、戦争を繰り広げる様を描く。終盤で兵士たちがミッキー・マウス・マーチ・クラブを合唱しながら行進していく場面がある。
アイズ ワイド シャット 1999
原作:アルトゥル・シュニッツラー(「夢小説」 "Traumanovelle" )。現代の米国のニューヨークを舞台に夫婦間の恋愛観を描いた映画。裕福な内科医のウィリアムと妻のアリスは一人娘ももうけて幸せな生活を送っていた。しかしクリスマスの近づいたある夜、情事の途中で妻の思いがけない告白を聞いたビルは、性の倒錯の世界に傾倒していく。ウィリアムとアリスの夫婦をトム・クルーズとニコール・キッドマンの、実際の夫婦が演じたこと(二人はその後離婚)、完成直後に他界したためにキューブリックの遺作となったことなど話題になった。携帯電話が登場する唯一のキューブリック映画。

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